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オペア留学はやめとけ?3ヶ月で辞めた私が理由と向き不向きの判断基準を解説

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ご飯大好きパンダちゃん

オペア留学を調べると「やめとけ」って出てくるけど、実際どうなの?もう渡航が決まっているけど不安。今まさに辛くて辞めたいけど、どうすればいいのか分からない。

こんな疑問を解決します!

フランスでオペア留学を経験し、3ヶ月で辞めたサクライパンダです🐼

この記事では、「オペア留学はやめとけ」と言われる理由について、私が実際に辞めるまでに何が起きたのか、そしてホストファミリーとどう交渉したのかを、当時の交渉文書の実物も見せながら詳しくお話しします。

なお、そもそもオペアの仕事内容や費用がどうなっているかはオペア留学とは?仕事内容と費用を紹介した記事にまとめています。これから調べ始める方は、先にそちらを読むと この記事の内容がつかみやすいです。

記事の信頼性

アメリカ・チェコ留学経験後、フランスオペア留学をエージェントなしで自分でホストファミリーを見つけて3カ月経験。オペア留学中に学費無料アメリカのオンライン大学の勉強も併行。

・「オペア留学はやめとけ」と言われる理由を、3ヶ月で辞めた私の実例で解説
・フランスの公的ルール(家事は週25時間まで・お小遣い月320ユーロ以上・週休まる1日)で契約をチェックする方法
・私がホストファミリーに送った交渉文書の中身(実物の画像つき)
・オペア留学が向いている人・向いていない人の判断基準
・出発前に必ず確認しておきたい5つのこと

目次

「オペア留学はやめとけ」と言われる理由|私の結論

オペア留学はやめとけと言われる理由

先に私の結論を書きます。オペア留学そのものが悪いのではなく、「契約内容と実際の生活がズレたときに、それを指摘できないまま我慢し続ける状態」が危ないと感じました。

私がフランスでオペアを辞めたのも、まさにこれが理由でした。契約内容と実際の状況が違ってきて、語学学校とオンライン大学の勉強とプライベートの生活を保つのが不可能だと気付いたからです。

ここで大事なのは、ホストファミリーが悪人だったわけではないということです。私のホストファミリーは優しい人たちでした。それでも、少しずつお願いが増えていって、気づいたら自分の時間がなくなっていました。

だからこそ「やめとけ」と言われるのだと思います。悪意がなくても起きてしまうし、住み込みという性質上、逃げ場がないからです。

逆に言えば、「契約のルールを知っていて、違ったときに指摘できる人」にとっては、オペア留学は今でもかなりコスパのいい語学留学です。その分かれ目になる知識を、この記事で全部お伝えします。

まず知ってほしい|フランスのオペアは公的ルールで守られている

私が渡航前にちゃんと理解できていなかったのが、この部分です。

フランスのオペア(jeune au pair)は「なんとなくお手伝いをする居候」ではなく、公的な制度として労働時間や待遇の下限が決められています。フランス政府の公式サイトに明記されている内容が以下です。

・家事・育児にあてる時間は週25時間まで

週にまる1日以上の休日が必要

・お小遣いは月320ユーロ以上を、毎月決まった日に支払う

住居と食事はホストファミリーが用意する

・本人が選んだ語学の授業に通える時間を確保しなければならない

・対象年齢は18歳〜30歳

・出発前にホストファミリーとの協定書(Convention)を結び、長期滞在ビザの申請時に提出する

出典:フランス政府公式サイト Service-Public「Stagiaire aide familial étranger et jeune au pair」(2026年8月25日確認)。金額や時間は改定される可能性があるため、渡航前に必ず最新版をご確認ください。

つまり「週25時間を超える家事」「週1日の休みがない」「お小遣いが月320ユーロ未満」「語学学校に通う時間がない」は、そもそもルールから外れています。

私が当時これを知っていたら、「今日だけ1時間長く見てくれない?」が積み重なっていったときに、もっと早い段階で「協定書ではこうなっていますよね」と言えたはずです。

これから行く方は、協定書(Convention)に書いてある時間とお小遣いの金額を、必ずスクリーンショットか印刷で手元に持っていってください。口頭でのお願いが増えたときに、感情ではなく書面で話せるようになります。

私がフランスのオペア留学を3ヶ月で辞めた3つの理由

ここからは、実際に私に何が起きたのかを具体的にお話しします。

理由1:提示された語学学校が片道2時間だった

フランスの通学に使ったRER

オペア留学では、ホストファミリーが語学学校を探すお手伝いをする義務があります。自分で調べてもよくわからなかったので、その地域に詳しいホストファーザーに頼んで語学学校を紹介していただき、入学許可証をもらってパリに飛び立ちました。

しかし、Google Mapで表示される通学時間は1時間と書いてあったのに、実際にその家からパリに行くまで1時間半かかりました。

その語学学校はパリの郊外にあったので、さらに30分以上かかることは明確。今までGoogle Mapに頼り切っていたので、すごい裏切られた感覚を味わいました。

通学路はバスを使ってRERという鉄道に乗るルートだったのですが、どちらも絶対に時間通りに来ませんでした。

なんとバスの運転手さんは途中で気分を変えて、時刻表にはのっていないルートに急に変えたりして、自分が一体どこに向かっているのか途方に暮れたこともありました。

フランスのRERは電子掲示板に「どこ行きに何時」というのがのっていたのですが、なぜかその列車が全く違うホームに止まっていたり、列車に乗っている間にルートが変わることがあって、ものすごく困りました。

往復で1日4時間。これだけで、語学学校に通うこと自体が現実的ではなくなりました。

理由2:ファミリーからの要求が徐々に増えた

私の仕事は子供を学校に送ることとお迎えに行くことで、スケジュールをしっかり決めて1日何時間かも契約書に沿って決めました。

しかし日が経つうちに「今日は年に1回しかない幼稚園のパーティーだから1時間長くみてくれない?」とお願いがあり、「ベビーシッターはスケジュールに柔軟じゃないといけないし、1時間だけならいいか」と思って承諾しました。

ところが、時間になっても母親は現れず、実際は5時間多く子供をみていました。

また、ビザ発給後にホストファーザーに急に言われたのですが、子供たちがサマースクールに入れなかった場合は、私が子供たちを1日中2か月間家でみていないといけないと言われました。

そんなこと契約違反ですし、サマースクールのことなんて一回も聞いていなかったので、聞いたときは「始まったー」としか言えません(笑)

1つひとつは小さなお願いです。断りにくいし、その場では「まあいいか」と思ってしまう。これが積み重なるのがオペアの怖いところだと今は思います。

理由3:家にいる間は常に仕事モードだった

絶対にプライベートと仕事は分けるぞ!と意気込んでいた私ですが、そんな私でも無理でした(笑)理由は3つあります。

① 3才の子供がかまってとドアを開けて邪魔してくる

ドアには鍵がついていなかったので、防げませんでした。ホストファーザーが何度も鍵を付けてあげると言ってくれたのですが、彼は忙しすぎてそんな時間はなさそうでした。

② 親に「子供にはテレビを見させないで」と頼まれた

頼まれたからには受けたいというのが私の気持ちで、子供たちとも触れ合う時間がほしかったので良いと思っていたのですが、1度遊び始めるとなかなか抜け出させてくれません。

3才と10才の女の子たちですが、私が使っている私物を全てあさられ、勉強道具やパソコンまでも勝手に触って楽しんでいました(笑)パソコンは高価なものなので毎回厳しく叱っていましたが、親が言ってもききませんでした。

③ 子供がかわいそうすぎて構ってしまう

子供が好きだからという理由でも始めたオペア。子供たちと遊ぶのをやめた瞬間の子供たちの顔をみるのが悲しくて、離れるのが苦痛でした。

自分で料理をしてディナーやランチを用意している時もずっと「遊んでー」の上目遣いに見事にやられ、料理しながら構ってあげていました。

結果、本当は短く済むはずのものが長引き、勉強する時間が削られていきました。

住み込みである以上、「勤務時間外」という概念が物理的に成立しづらいのだと痛感しました。ここは行く前にイメージしておいたほうがいいところです。

辞める前にやったこと|ホストファミリーとの交渉

「もう無理かも」と思ったとき、私はいきなり辞めると言ったわけではありません。まず情報を集めて、書面で交渉しました。

まず同じ立場のオペアに相談した

APOPというフランスオペアのコミュニティに入り、他のオペア達の状況を聞いてみました。

当時は15ドルでメンバーになれ、非公開のFacebookグループページに招待されるので、そこで現役のオペアの人たちに様々な質問をしました(金額は私が参加した当時のものです)。

1人で抱えていると「自分がわがままなのかな」と思ってしまうので、同じ立場の人に聞けたのが本当に大きかったです。これから行く方も、渡航前にこういうコミュニティを見つけておくことを強くおすすめします。

交渉の紙を3つの構成で書いた

結果、私は以下の3つの要点に絞って、Wordにフランス語と英語で交渉の紙を書きました。

①私が契約の通り予想していたこと

②実際に契約と違うところ

③私のこれからの要求

この3構成にしたのは、感情ではなく「契約と現実の差分」だけを話し合うためです。「辛いです」だけだと相手も動きようがないですが、差分を並べると具体的な調整の話になります。

実際に私が書いたものを載せます。これが最初の①の「私が契約の通り予想していたこと」部分の冒頭です。

オペアの交渉文書:契約通り予想していたこと

次が②の「実際に契約と違うところ」部分の冒頭です。

オペアの交渉文書:実際に契約と違うところ

最後に③の「私のこれからの要求」部分の冒頭です。

オペアの交渉文書:これからの要求

黒でフランス語、青で英語を書きました。言語の壁があるので、こうやって文字にすることでミスコミュニケーションを減らせると思い、シンプルにダイレクトを重視しながら書きました。

この文書を送った当日の夜に、ホストファミリーと3人で話し合いました。

当然私は雇われている身なので、緊張と不安で怯えながら面談に臨みましたが、ここは「私の人生なんだ!」と言い聞かせ、勇気を振り絞って契約と違うところを指摘して、私が望んでいることを、この紙と照らし合わせながら伝えることができました。

今から行く方に伝えたいのは、紙に書いて渡すという方法そのものが効いたということです。口頭だと感情的になりますし、外国語だと言いたいことの半分も言えません。書いて渡せば、相手も落ち着いて読めます。

オペア留学が向いている人・向いていない人

3ヶ月やってみて、私が感じた向き・不向きです。あくまで私の体験にもとづく個人的な判断基準ですが、参考になれば嬉しいです。

向いていると感じた人

・おかしいと思ったことをその場で言える人

・子供と過ごすこと自体が好きで、それが目的の一部になっている人

・語学学校がメインで、勉強は現地の生活の中で回せばいいと考えている人

・冬の数ヶ月だけなど、期間を短く区切って行く人

・費用をとにかく抑えて海外に住んでみたい人

向いていないと感じた人

・頼まれると断れない人(私はこれで失敗しました)

・オペアと並行して、まとまった勉強時間が必要な人

・1人の時間がないと消耗してしまう人

・「住み込み」の距離感が苦手な人

・1年など長期でいきなり契約しようとしている人

私はまさに「頼まれると断れない」かつ「オンライン大学の勉強時間が必要」だったので、いま振り返るとかなり不向きな組み合わせでした。当時通っていた学費無料のアメリカのオンライン大学(UoPeople)の課題と、オペアの仕事が完全にぶつかってしまったんです。

オペア留学のメリット・デメリットは別の記事で詳しくまとめているので、あわせて読んでみてください🐼

それでもオペア留学に行くなら|出発前に確認する5つのこと

私の失敗から、これだけは確認しておいてほしいということをまとめました。

① 語学学校までの通学時間を自分で確かめる

これが私の最大の失敗です。Google Mapの表示を鵜呑みにしないでください。できればホストファミリーに「実際に住んでいる人の体感で何分かかるか」を聞き、乗り換え路線の遅延情報も調べておくと安心です。

② 協定書の時間・お小遣い・休日を数字で確認する

前述のとおり、フランスでは家事は週25時間まで、週休まる1日以上、お小遣いは月320ユーロ以上と決まっています(2026年8月時点)。協定書にこの数字がきちんと書かれているかを確認してください。

③ 契約に書いていない「もしも」を先に聞いておく

私はサマースクールの件を、ビザが出たあとに初めて聞かされました。学校の長期休暇中はどうなるのか、家族旅行に同行する場合はどう扱われるのかなど、イレギュラーな期間の扱いを先に確認しておきましょう。

④ 自分の部屋に鍵があるか聞く

細かいようですが、私はここで消耗しました。プライベートの確保は住み込みでは死活問題です。鍵がない場合、どうやって「今は仕事の時間ではない」を成立させるかを、事前に相談しておくといいと思います。

⑤ ホストファミリー選びの段階で質問を尽くす

面接の段階で聞いておくべきことは、別記事にホストファミリーへの質問リストとしてまとめてあります。日本語訳もつけているので、そのまま使ってください🐼

そもそもオペア留学とは何か、仕事内容や費用については以下の記事で解説しています。

エージェントを使わずに自分でビザを申請する手順はこちらです。

まとめ|「やめとけ」の正体は契約と現実のギャップ

この記事の要点をまとめます。

・「やめとけ」と言われる正体は、悪意ではなく契約と現実が少しずつズレていくこと

・フランスのオペアは週25時間・週休まる1日・月320ユーロ以上が公的なルール(2026年8月時点)

・私は語学学校が片道2時間、要求の増加、プライベートの消滅で3ヶ月で辞めた

・辞める前に「①予想していたこと ②実際との差 ③要求」の3構成で書面交渉をした

・出発前に通学時間・協定書の数字・長期休暇の扱い・部屋の鍵を必ず確認する

私は3ヶ月で辞めましたが、オペア留学そのものを否定するつもりはありません。短期間でしたが学べたことは山ほどありましたし、冬の間だけなどの短期であれば、手軽にお得に行ける語学留学だと今でも思っています。

ただ、行く前にルールを知っておくこと、そして違うと思ったら言葉にすること。この2つがあるかないかで、同じオペア留学でも結果は大きく変わると思います。

いま実際に辛くて悩んでいる方は、まず協定書を開いて、書いてある数字と今の生活を比べてみてください。ズレているなら、それはあなたのわがままではありません。

この記事が参考になれば嬉しいです🐼

オペア留学は本当にやめたほうがいいですか?

一律にやめたほうがいいとは思いません。私が3ヶ月で辞めた原因は、契約内容と実際の生活がズレていったこと、そしてそれを早い段階で指摘できなかったことでした。逆に「おかしいと思ったらその場で言える人」「期間を短く区切って行く人」にとっては、費用を抑えて海外に住める良い選択肢だと感じています。

フランスのオペアは週に何時間まで働くのですか?

フランス政府の公式情報(Service-Public、2026年8月25日確認)によると、家事・育児にあてる時間は週25時間までと定められています。あわせて週にまる1日以上の休日が必要で、お小遣いは月320ユーロ以上を毎月決まった日に支払うこととされています。これを超える要求をされている場合は、まず協定書(Convention)の記載を確認してください。

ホストファミリーからの要求が増えたときはどうすればいいですか?

私は口頭ではなく書面で交渉しました。「①契約の通り予想していたこと ②実際に契約と違うところ ③これからの要求」の3構成でWordに書き、フランス語と英語を併記してメールで送ってから話し合いました。感情の話ではなく契約と現実の差分の話にできるので、外国語でも伝わりやすくなります。

オペア留学中に1人で悩んだときの相談先はありますか?

私はAPOPというフランスのオペア向けコミュニティに入り、非公開のFacebookグループで現役のオペアの方々に質問しました(私が参加した当時は15ドルでメンバーになれました)。1人で抱えていると「自分がわがままなのかな」と思ってしまうので、同じ立場の人に聞ける場所を渡航前に見つけておくことをおすすめします。

オペア留学に行く前に必ず確認すべきことは何ですか?

私の失敗をふまえると、①語学学校までの実際の通学時間(Google Mapを鵜呑みにしない)②協定書に書かれた労働時間・お小遣い・休日の数字 ③学校の長期休暇中や家族旅行など契約外の期間の扱い ④自分の部屋に鍵があるか、の4点です。特に①と③は、私が事前に確認しなかったことで実際に苦しんだ部分です。

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