オペア留学とは:英語力・保育経験はいる?費用は?【フランスオペア留学経験者】
のどぬ~るで喉の痛みが治ることを必死に祈っているサクライパンダです! (@Pandasakurai1)
今までのオペア記事では、「フランスオペアビザ申請」、「オペアのメリット・デメリット」、「私がオペアを辞めた理由」について紹介してきました。
今回の記事では「オペア留学について興味がある」、「オペア留学ってどういう人がした方がいいのか」、「語学留学をしたいけれど費用を安く済ませたい」という人たちに向けて参考になる記事を書きたいと思います🐼

オペア留学(Au Pair)とは?

オペア留学とは簡単に言うと、語学を学ぶことを目的とした留学の方法で、現地にて住み込みで家族の子供のお世話のお手伝いをしながら、生活費・給料をその家族から支給してもらえるビザです。
家族によりますが、語学学校代を払ってくれるところもあります。
オペアができる国としてAu Pair World(世界中のオペアとホストファミリーをマッチングするエージェント) がマッチングしている国は以下の国です:
- アメリカ
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- カナダ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- アイスランド
- アイルランド
- イタリア
- 日本
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルグ
- オランダ
- ニュージーランド
- ノルウェー
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
- イギリス
実は日本でもオペア留学できるんですね!
そして、「留学」とありますが、私は「仕事」と捉えたほうが良いと思っています。
理由は記事の終盤で説明します。
オペアの仕事内容
家族によって仕事内容と量が変わります。
Au Pair World が記載する仕事内容は:
①子供のお世話
②簡単な家事のお手伝い
が一番重要と書いてあります。
子供のお世話とは「学校の送り迎え」、「宿題の手伝い」、「子供を寝かしつける」等が挙げられます。
簡単な家事のお手伝いというのは「お皿洗い」、「アイロンがけ」、「子供の部屋の片づけ」「ペットのお世話」等があります。
この2つの定義がはっきりしていないので、家族との話し合いの時に1番重要なポイントとなります。
逆に以下の内容はオペアのする仕事ではない、とAu Pair Worldに記載されています:
- 庭仕事
- 窓の清掃
- 春の大掃除
- オーブンの掃除
- 車の洗車
- クリーニングカーペット
- たくさんの買い物をする
- ペットを洗う
- ホストの両親のベッドを作る
- トイレの掃除
- 難易度の高い衣類のアイロン
- 家全体の掃除/フラット
オペアの給料
国によって異なります。Au Pair World にて自分の行きたい国のオペアの給料を調べることができますよ。
私がしたフランスオペアの場合は、現在フランスの公式サイトによれば1か月 273.75 ~€ 328.50 ユーロだそうです。
他に人気な国の場合は、
オーストラリア: 30時間/1週間の場合200-250 AUD (1時間 $18.29 が最低賃金)
アメリカ:1週間最低 195.75 ドル
ドイツ:1か月 260 ユーロ
スペイン:1週間に70ユーロ
公式に決まっていない国もあり、イタリアや日本は公式に決まっていないそうです。
労働時間
これも国によって異なるそうです。
オーストラリア:1週間に38時間以上働いてはいけない。(25~40時間が推薦されている)
アメリカ: 1日に10時間以上働いてはいけない。 1週間に45時間以上働いてはいけない。
ドイツ:1日に6時間以上働いてはいけない。1週間に30時間以上働いてはいけない。
スペイン:公式には決まっていないが1週間に30時間を推薦している。
フランス:1日に5時間以上はダメ。1週間に30時間以上はダメ。
フランスの場合は、オペアが語学学校に行ける範囲内で、労働時間を設定しなければいけないとAu Pair Worldに書いてあります。
オペアの始め方
オペアのホストファミリーを見つけるところから始まります。
方法は以下の3つ。
①日本のエージェントでサポートしてもらう
②Au Pair Wolrdでマッチングする
③Facebook のオペアグループページで見つける
Facebookでの見つけ方は以下の記事で紹介しています↓
アメリカの場合だと、法律で16個のいずれかのエージェントを通してビザを申請しないといけないそうです。
オペア留学をした方がいい人はどんな人?

①子供好きな人
子供と毎日生活をするし、お世話するのに子供が嫌いな人だとやっていけません(笑)
同じ屋根の下で生活するわけですから、任されたタスクをこなしても、家にいれば子供の存在はありますし、(大きい豪邸に住んでいない限り)
オペアを雇う側も子供にとって良い教育を提供したいので、自分の子供と好意をもって接してくれるオペアでないと信用できません。
② 語学留学をしたい人
労働時間外に、語学学校に通えるのでそこで友達を作ったりもできます。
学校で宿題も出されるし、現地で学んだことを使えるし、ホストファミリーとのコミュニケーションを取る際にも、話をするために語学を使わないといけないので、語学力は飛躍的にUPします!
③柔軟性がある人
ベビーシッターを経験したことがある人なら理解できると思いますが、「何時~何時まで」が労働時間と決まっていても10分や30分、伸びてしまうことがあるかもしれません。
「金曜日は働かなくてもいいから、代わりに土曜日に働いてくれる?」というようなファミリーもいます。
基本はスケジュールが変わらないのですが、学校のイベントがあったりすると自分のスケジュールを変更しなくならない時が多々あります。
④忍耐力がある人
外国に知らない人達と、しかも子供と住む!というストレスに耐えられる方ではないとオペア留学はできません(笑)
ファミリーによっては、自分のことを家族扱いしてくれるところもあれば、完全に労働者として扱うファミリーもあります。
なので、ファミリーを選ぶ際はSkypeやメールでしっかりコミュニケーションを取り、相手がどういう家族なのかを知る必要があります。
↓の記事では私がオペアを辞めた理由について紹介しているので参考に!
オペア留学ではどのくらいの英語力が必要?

これはオペアをする国によりますが、 完全に語学力0の状態で行くのは無謀だし、
すぐに諦めてしまうと思うのでせめて「自分の意思を伝えられるレベル」で行った方が良いと思います!
もちろんビザ申請をする際には英語力が多少必要だと思うのですが、もしドイツやフランスでオペアをするのであれば、英語力よりも日常生活で必要とするドイツ語やフランス語が必要となります。
英語圏であれば英語力は多少ないと、子供やファミリーとコミュニケーションが取れませんよね。
私の場合はフランス語の日常会話ができるレベルの状態で行ったのですが、ホストファミリーがスペイン人であったため、家族内ではフランス語とスペイン語両方を使っていました(笑)
ホストファミリーや子供たちにフランス語で話していたのですが、通じない時は「Google翻訳」を使ってコミュニケーションが問題なく取れていました!
いや、本当に最近のGoogle翻訳は精度が高いんですよ!!
英検いえば3級程度ですかね。子供は難しい英語を使わないので。
オペア留学に保育経験は必要?

ヨーロッパは基本保育経験は必要ありません。
アメリカの場合だと、ホストファミリーに2歳以下の赤ちゃんがいる場合は最低200時間以上の保育経験が必要だと、アメリカの公式サイトで記載されています。

日本のエージェントを通す場合はなぜか渡米前に必ず200時間の保育経験が必要とされている所が多い印象ですね。
Au Pair Worldを通して探して、エージェントを通してビザ申請をすれば大丈夫だそうです。

オペア留学にかかる費用は?

エージェントを通さなければ、1番安くて「航空券代」+「ビザ申請料金代」の2つだけで行けます!
語学学校代は基本は自分で払うのですが、語学学校代を払ってくれる家族もいます。
フランスだとお金持ちな家庭がオペアを雇うので、語学学校代や送迎代も出してくれていた所あるそうです!
私の場合はエージェントを通さず、Facebookでホストファミリーを見つけ
- 「航空券代」の約12万円
- 「ビザ申請料金」の99€+レターパック代+交通費+証明写真1枚の合計約1万5千円。
- 語学学校代:95€の登録料
語学学校は Campus Language という所に行こうとしました。
↓はフランスオペアのビザ申請について詳しくまとめた記事です。
まとめ
オペアは語学留学をしたい人にとって格安でとってもおすすめです!
子供好きである・主体的に行動ができる人・忍耐力がある人であれば、お得に語学留学ができますよ^^
そしてアメリカ留学・チェコ留学・フランスオペア留学でも使っていたのはエポスカードです🐼

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