こんにちは!ポーランドに実際に住んでいるサクライパンダです🐼
「ポーランドって物価安いって聞いたけど、実際どうなの?」 「移住したいけど、月いくらあれば生活できるの?」
こんな疑問を解決します!
今回は、ポーランドに実際に住んでいる私が、スーパーの買い物から家賃まで、リアルな生活費を全部ぶっちゃけます。「安い!」と感動したものも、「意外と高かった…」と驚いたものも、正直に全部お伝えしますね。
・ポーランドの物価が「なぜ安いと言われるのか」をEU統計と賃金データで解説
・2026年8月時点の為替(1 PLN≒42〜43円)で見る食費・外食・家賃のリアルな金額
・日本(東京)と比べて「安い/同等/高い」を品目別に整理
・ワルシャワとクラクフ、家賃と生活費をデータで比較
・一人暮らしで月いくら必要か(節約・ゆとりの両パターン)
ポーランドの物価は安いのか?【結論から言います】

結論から言うと、交通費とスーパーで買う食材・お酒は今も明確に安いです。ただし外食は東京よりはっきり高く、家賃も市内中心部は東京とほぼ同じ、郊外はむしろ東京より高いというのが正直なところ。
ポーランドの通貨はズウォティ(PLN)。2026年8月時点で1 PLN ≒ 42〜43円(日によって変動)で換算するとイメージしやすいです。
日本から来た人がよく言うのが、「スーパーで爆買いしても全然お金が減らない感覚」。でも家賃やカフェの明細を見た瞬間に「あれ…?思ったより高いかも」となるパターンが多いです(私もそうでした)。
「じゃあ結局、安いの?高いの?」というのが一番気になるところだと思うので、まずは「なぜ安いと言われるのか」をデータで見てから、品目ごとの実際の金額を紹介していきますね。
ポーランドの物価はなぜ安い?【EUでの位置づけと賃金データで解説】
「ポーランドは物価が安い」——これはEU全体で見ると今でも正しい話です。EU統計局(Eurostat)の2025年データによると、ポーランドの家計消費の価格水準はEU平均を100とした場合73にとどまっています(出典:Eurostat「Household consumption price levels across the EU in 2025」)。つまりEU加盟国の中では、ポーランドは今も物価が低いグループに入る国なんです。
問題は、この「EU内での安さ」が、日本円に換算したときにそのまま体感できるわけではないということ。2026年8月時点の為替(1 PLN≒42〜43円)で見ると、円安の分だけ「安いはずのポーランド」の優位がかなり薄まってしまうんです。
もう一つの理由が、賃金の伸び方です。ポーランド統計局(GUS)の発表によると、企業部門の平均賃金は2026年3月時点で前年同月比+6.6%(名目)伸びています(出典:GUS「Average wage in the enterprise sector, March 2026」)。一方で、ポーランドの物価上昇(インフレ)のペースは、2026年7月の消費者物価指数(CPI)速報値で前年同月比+3.0%でした(出典:GUS「Flash estimate of the CPI, July 2026」)。つまり賃金の伸びがインフレ率を上回っていて、現地の人にとっての実質的な購買力はむしろ上がっている状態です。
なお「ポーランドの平均年収」が気になる方向けに補足すると、GUSが公表しているのは月額ベースの平均賃金の伸び率で、絶対額は一次資料で確認できなかったためここでは伸び率のみを扱っています。金額の目安としては、Numbeoの利用者投稿データでワルシャワの平均月収(手取り)が約8,382 PLN(約36.0万円、2026年8月時点)となっています。
最低賃金も2026年1月から月額4,806 PLN(総支給、前年比+3%)に引き上げられました(出典:ポーランド家族・労働・社会政策省 gov.pl「Minimum wage」)。実際にポーランドでどんな仕事があるのかは、別記事「ポーランドワーホリでおすすめの仕事・求人サイト紹介」で紹介しています(※こちらは2023年時点の記事のため、時給などの金額は本記事の最新データを優先してください)。
整理すると、こういうことです。
- ポーランドの物価は今もEU平均より安い(Eurostat基準でEU平均の73%)
- でも日本円換算での「安さ」は、円安の分だけ目減りしている
- 賃金の伸び(+6.6%)がインフレ(+3.0%)を上回っているので、現地では実質的に暮らしやすくなっている方向
- つまりこの「安さ」は、今後さらに縮小していく可能性が高い
ポーランドの物価は日本と比べてどれくらい違う?【品目別に整理】
ここまでの「なぜ安いか」を踏まえて、実際に日本(東京)と比べたときにどう違うのか、品目別に整理してみました。
公平に比べるために、ワルシャワと東京の両方をNumbeoの同じ項目・同じ集計方法で並べています(どちらも2026年8月時点のデータ)。換算は1 PLN = 43円です。
| 項目 | ワルシャワ | 東京 | 比較 |
|---|---|---|---|
| 交通:月定期 | 110 PLN(約4,730円) | 約12,000円 | ワルシャワが約6割安い |
| ビール500ml(スーパー) | 4〜5 PLN(約194円) | 約288円 | ワルシャワが約3割安い |
| 牛乳1L | 4〜5 PLN(約194円) | 約248円 | ワルシャワが約2割安い |
| パン(500g) | 5〜6 PLN(約236円) | 約266円 | ワルシャワが約1割安い |
| 交通:1回乗車 | 4.40 PLN(約189円) | 約210円 | ワルシャワが約1割安い |
| 鶏むね肉1kg | 約28 PLN(約1,204円) | 約1,200円 | ほぼ同じ |
| ワンルーム(市内中心部) | 4,742 PLN(約20.4万円) | 約19.9万円 | ほぼ同じ |
| 3LDK(市内中心部) | 8,431 PLN(約36.3万円) | 約37.9万円 | ほぼ同じ |
| カプチーノ | 16.97 PLN(約730円) | 約567円 | ワルシャワが約3割高い |
| ビール500ml(外食) | 19.50 PLN(約838円) | 約600円 | ワルシャワが約4割高い |
| ワンルーム(郊外) | 3,699 PLN(約15.9万円) | 約10.9万円 | ワルシャワが約5割高い |
| 格安レストランのランチ | 45.00 PLN(約1,935円) | 約1,200円 | ワルシャワが約6割高い |
| (参考)平均月収・手取り | 8,382 PLN(約36.0万円) | 約40.1万円 | ワルシャワが約1割低い |
※ワルシャワ・東京ともNumbeoの利用者投稿データ(ワルシャワ2026年8月7日更新/東京2026年8月11日更新)。公的統計ではなく、利用者が投稿した価格の集計値です。出典:Numbeo – Cost of Living in Warsaw/Numbeo – Cost of Living in Tokyo
同じ基準で並べてみると、はっきり傾向が出ました。安いのは交通費と、スーパーで買う食材・お酒。特に月定期が東京の4割ほどの値段で済むのは大きいです。一方で外食は明確に高く、格安レストランのランチで6割、外で飲むビールで4割ほどワルシャワの方が高くなっています。
意外だったのが家賃です。市内中心部のワンルームはほぼ同じ水準なのに、郊外のワンルームはワルシャワの方が5割ほど高いという結果でした。東京は郊外に出れば家賃がぐっと下がりますが、ワルシャワはそこまで下がらない、ということですね。
さらに参考として平均月収(手取り)を並べると、ワルシャワは東京より1割ほど低い程度。収入はさほど変わらないのに外食と郊外の家賃は高い——これが、以前ほど「ポーランドは安い」と言い切れなくなっている理由です。以前の私は「ポーランドは何でも安い」というイメージを持っていましたが、実際に暮らしてみると、品目によってかなり差があることがわかりました。
「なんとなく安いイメージ」だけで予算を組むと、外食費やカフェ代で予想以上にかかることがあるので要注意です。
【スーパー編】Biedronkaで毎週いくら使う?

ポーランドで生活するなら、まず覚えておきたいのがスーパーチェーンの使い分けです。
主要スーパー3選
Biedronka(ビエドロンカ) ポーランド全土に約3,500店舗以上あるディスカウントスーパー。ポーランド語で「てんとう虫」という意味です。日用品や食料品が安く、ほぼ毎日通っている人も多い。私も週2〜3回はここで買い出ししています。
Lidl(リドル) ドイツ系のディスカウントスーパー。Biedronkaより品質重視な品揃えで、週替わりの特売が熱い。ベーカリーコーナーが充実していて、焼き立てパンが買えます。
Carrefour(カルフール) 品揃えが豊富で輸入品も多め。値段はやや高めだけど、アジア系の調味料や食材を探すなら意外とここが穴場。
実際の食料品価格(2026年6月・Biedronka基準)
| 品目 | 価格 | 日本円換算 |
|---|---|---|
| パン1個 | 5〜6 PLN | 約215〜260円 |
| 卵10個 | 12〜15 PLN | 約515〜645円 |
| 牛乳1L | 4〜5 PLN | 約170〜215円 |
| 鶏むね肉1kg | 約28 PLN | 約1,200円 |
| ヨーグルト400g | 3〜5 PLN | 約130〜215円 |
※価格は2026年6月時点の参考価格です。出典:Numbeo – Cost of Living in Warsaw
スーパーでの1週間の食費は、自炊中心なら 200〜350 PLN(約8,600〜15,000円) におさまります。日本のスーパーと比べると、同じ量を買ってもレジでの金額が少ない感覚です。
鶏むね肉や卵は東京とほぼ同じくらいですが、パン・乳製品はしっかり安いので、カゴいっぱいに買っても会計が思ったより低い、という感覚は変わりません。私が実際に買って一番びっくりしたのは鶏むね肉で、値段は日本と大差なくても質がしっかりしていてコスパが良いんです。
【外食編】ランチ・カフェ・ディナーの相場

ランチは食堂(バル・ミレツニ)が最強コスパ
ポーランドには「Bar Mleczny(バル・ミレツニ)」という昔ながらの社員食堂みたいなお店があって、ここが激安です。スープ+メインで 25〜35 PLN(約1,075〜1,505円) くらい(体験ベースの参考値)。
一般的なレストラン(Inexpensive Restaurant)のランチセットは、Numbeoの利用者投稿データでは平均45 PLN(約1,935円)。東京の同カテゴリ(約1,200円)と比べると約6割高い計算です。バル・ミレツニのような食堂を使うかどうかで、体感がかなり変わります。
カフェ・コーヒーの相場
| メニュー | 価格 | 日本円換算 |
|---|---|---|
| カプチーノ | 16.97 PLN | 約730円 |
| フラットホワイト | 16〜20 PLN | 約690〜860円 |
| ケーキ1切れ | 12〜20 PLN | 約515〜860円 |
※カプチーノの価格は2026年8月7日更新のNumbeo利用者投稿データによる平均値。フラットホワイト・ケーキは2026年6月時点の参考価格です。出典:Numbeo – Cost of Living in Warsaw
カプチーノは東京の約567円に対して約730円と、3割ほど高い水準です。ポーランドのカフェはどこもおしゃれで居心地がいいので、つい長居して何杯も頼んでしまうのが危険なところ。
お酒・夜ご飯
ビール500mlはスーパーで買えば 4〜5 PLN(約194円) と、東京の約288円より3割ほど安いです。ところがバーやレストランで飲むと平均19.50 PLN(約838円)で、東京の約600円より4割ほど高くなります(いずれもNumbeo、2026年8月時点)。「買って飲むと安い、外で飲むと高い」のがポーランドのお酒事情のリアルです。
夜ご飯をレストランで食べると、飲み物込みで一人あたり 70〜120 PLN(約3,010〜5,160円) くらいが目安です(体験ベースの参考値で、Numbeoの一次データではありません)。東京の同レベルの店と比べると、正直そこまで大きな差はないというのが実感です。「安く飲み食いできる」というより「食堂を使えば安く、レストランなら東京と同じくらい」というメリハリのある感覚に近いです。
ポーランドならではの伝統料理を試してみたい方は、別記事「これを食べなきゃ損!ポーランド伝統料理とスイーツ厳選20選」もチェックしてみてください。
【家賃編】ワルシャワとクラクフの家賃相場をデータで比較

ここが「思ったより高い…」となりやすいポイントです。ここではデータとしてのワルシャワの物価とクラクフの物価を比較しながら見ていきます。
ワルシャワの家賃相場(2026年8月更新)
| タイプ | 家賃 | 日本円換算 |
|---|---|---|
| ワンルーム(市内中心部) | 平均4,742 PLN | 約20.4万円 |
| ワンルーム(郊外) | 平均3,699 PLN | 約15.9万円 |
| 3LDK(市内中心部) | 平均8,431 PLN | 約36.3万円 |
| 学生寮 | 400〜800 PLN | 約1.7〜3.4万円 |
※ワンルーム・3LDKは2026年8月7日更新のNumbeo利用者投稿データによる平均値。学生寮は2026年6月時点の参考値です。出典:Numbeo – Cost of Living in Warsaw、Otodom(ポーランド不動産サイト)
ポーランド統計局(GUS)の発表では、2026年7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+3.0%(速報値)でした(出典:GUS「Flash estimate of the CPI, July 2026」)。家賃だけを対象にした公式統計は一次確認できませんでしたが、Numbeoの利用者投稿データで比べると、ワルシャワ中心部のワンルームは平均約20.4万円で、東京の同条件(約19.9万円)とほぼ同水準でした。
むしろ差が出るのは郊外です。東京は中心部を離れると約10.9万円まで下がるのに対し、ワルシャワの郊外は約15.9万円。郊外で比べるとワルシャワの方が5割ほど高い計算になります(いずれもNumbeoの利用者投稿データ、2026年8月時点)。
「ポーランドって家賃も安いんじゃないの?」というイメージを持っている方は多いと思いますが、少なくともワルシャワに関しては、そのイメージは今のデータとはズレています。「中心部が東京並み」ということ以上に、「郊外に移っても家賃があまり下がらない」ほうが、生活してみると効いてくるポイントかもしれません。
クラクフの物価はワルシャワと比べてどう?
| 項目 | ワルシャワ | クラクフ |
|---|---|---|
| ワンルーム(市内中心部) | 約20.4万円 | 約15.0万円 |
| ワンルーム(郊外) | 約15.9万円 | 約12.5万円 |
| 3LDK(市内中心部) | 約36.3万円 | 約24.4万円 |
| 平均月収(手取り) | 約36.0万円 | 約31.4万円 |
| 鶏むね肉1kg | 約1,200円 | 約1,247円 |
※平均月収(手取り)はNumbeoの利用者投稿データによる集計値であり、一次統計ではありません。出典:Numbeo – Cost of Living in Warsaw/Cost of Living in Krakow-Cracow(2026年8月時点)
家賃だけ見ると、クラクフはワルシャワよりワンルームで2〜3割ほど安い水準です。平均月収(手取り)もクラクフの方が低いので、「家賃も収入もワルシャワより一段階下」という関係性は保たれています。ただし鶏むね肉のような食材の価格はほぼ同じで、クラクフだから食費まで全部安いというわけではなさそうです。観光地としても人気のクラクフですが、生活コストという意味では「家賃は安いけど、食費は都市による大差はない」というのが実際のところでした。
ワルシャワ・クラクフ以外の都市だと?
ヴロツワフやグダニスクなどの地方都市はさらに安めの傾向があります(一般的によく紹介される目安で、一次統計での確認はできていません)。
- ヴロツワフ:ワンルーム2,500〜3,500 PLN(約10.8〜15万円、参考値)
- グダニスク:ワンルーム2,800〜3,800 PLN(約12〜16.3万円、参考値)
リモートワークができる人なら、ワルシャワ以外を選ぶのも全然アリだと思います。家賃や物価だけでなく治安も気になる方には、別記事「ポーランドの治安は実際どう?現地在住者が語るリアルな実態」もあわせてどうぞ。
【交通費編】これは本当に安い

交通費は、文句なしに「安い!」と言えるカテゴリです。
| 交通手段 | 料金 | 日本円換算 |
|---|---|---|
| 市内バス・地下鉄1回 | 4.40 PLN | 約190円 |
| 月間定期(ワルシャワ) | 110 PLN | 約4,730円 |
※料金は2026年6月時点。出典:ZTM(ワルシャワ市交通局)
東京の月間定期が約1.2万円なのに対し、月4,730円で乗り放題はかなり優秀です。バスと地下鉄が同じチケットで乗れるのも便利。
タクシーも市内移動なら 25〜40 PLN(約1,075〜1,720円) ほど。Uberも使えるので夜でも安心です。
意外と高かった!日本人がびっくりしたもの

ポーランドで実際に生活してみて「これは想定外に高い…」と感じたものを正直にリストアップします。
1. 日本食材・アジア系食材
醤油・みりん・だし・お米(日本米)などは輸入品扱いで、体感としてかなり高いです。私が見た範囲では日本米1kgが 20〜30 PLN(約860〜1,290円)、キッコーマンの醤油1本が 15〜20 PLN(約645〜860円) ほど。最初に見たときは目を疑いました(店舗・時期による実勢価格の参考値で、一次統計ではありません)。アジアンショップがあるエリアに住むか、まとめ買いするのが鉄則です。
2. 電気・ガス代(冬)
ポーランドの冬は寒く、12〜2月は暖房をフル稼働させるので光熱費が跳ね上がります。夏は月2,000〜3,000円程度でも、冬は 1万〜2万円 になることも。
3. 衣類・ファッション
ZARAやH&Mは日本より少し高い印象。ユニクロもありますが、日本の定価より1〜2割高めです。
4. 日本からの送金手数料
仕送りや貯金を日本口座に送る場合、Wise(旧TransferWise)などを使っても手数料はかかります。まとめて送るとコストを下げられます。
月の生活費まとめ——東京と比べてどうだった?

私が実際に暮らしてみた感覚と、ここまでのデータをもとに、ざっくりとまとめます。
| カテゴリ | ワルシャワ(月) | 東京(月) |
|---|---|---|
| 家賃(市内中心部・ワンルーム) | 4,742 PLN(約20.4万円) | 約19.9万円 |
| 家賃(郊外・ワンルーム) | 3,699 PLN(約15.9万円) | 約10.9万円 |
| 食費(自炊中心) | 700〜1,000 PLN(約3〜4.3万円) | 3〜5万円 |
| 外食・カフェ | 500〜700 PLN(約2.2〜3万円) | 2〜4万円 |
| 交通費(月定期) | 110 PLN(約4,730円) | 約1.2万円 |
| 光熱費・ネット | 300〜600 PLN(約1.3〜2.6万円) | 約1.3〜2万円 |
| 雑費・娯楽 | 300〜500 PLN(約1.3〜2.2万円) | 1〜3万円 |
| 合計(郊外家賃の場合) | 約5,609〜6,609 PLN(約24.1〜28.4万円) | 約19.4〜26.1万円 |
| 合計(市内中心部家賃の場合) | 約6,652〜7,652 PLN(約28.6〜32.9万円) | 約28.4〜35.1万円 |
※家賃・交通の月定期はNumbeoの利用者投稿データ(ワルシャワ2026年8月7日更新/東京2026年8月11日更新)。食費・外食・光熱費・雑費はサクライパンダの実体験と一般的な家計の目安をもとにした概算で、公的統計ではありません。出典:Numbeo – Warsaw/Numbeo – Tokyo
こうして並べてみると、「ポーランドの方が圧倒的に安い」とは言えなくなっていることがわかります。市内中心部に住む場合の総額はほぼ互角。郊外を選ぶと、東京なら月20万円を切れるのに対し、ワルシャワは24万円前後からというのが、Numbeoのデータから見える2026年8月時点の姿です。
もちろんこれは日本円に換算した場合の話で、現地で働いて現地通貨で稼ぐなら見え方は変わります。ポーランドの平均月収(手取り)は約36.0万円相当で、東京の約40.1万円と1割程度の差しかありません(Numbeo、2026年8月時点)。「日本から円を持ち込んで暮らす」のか「現地で稼いで暮らす」のかで、体感はかなり違ってきます。
「ポーランドは物価がとにかく安い!」というイメージより、「交通費と自炊の食費は安いけれど、都市部の家賃・外食は東京とあまり変わらない、むしろ高いこともある」というのが正確な表現だと思います。
節約モードで郊外に住み自炊中心なら月 4,000〜5,000 PLN(約17.2〜21.5万円) での生活も可能。ただし市内中心部でゆとりを持って暮らすなら、7,000〜8,000 PLN(約30〜34.4万円) は見ておいたほうが現実的です。
実際に移住まで踏み込むと、生活費以外にもビザや初期費用など考えることが増えます。その全体像は「ポーランドに移住してわかった現実|費用・ビザ・生活費を在住者が全部まとめた」で詳しく解説しているので、本気で検討している方はあわせて読んでみてください。
まとめ

ポーランドの物価について、住んでいる私が感じるリアルと、公的統計のデータを合わせてお伝えしました。
- 交通費(月定期は東京の約4割)とスーパーで買う食材・お酒は、今も明確に安い
- 外食は東京よりはっきり高い(格安レストランのランチで約6割高、外飲みのビールで約4割高)
- 家賃は市内中心部なら東京とほぼ同じ。ただし郊外はワルシャワの方が約5割高く、「郊外に移っても安くならない」のが実感に近い
- EU全体で見ればポーランドの物価は今も低い(Eurostat:EU平均の73%)が、円安の影響で日本円換算の「安さ」は目減りしている
- 賃金の伸び(+6.6%)がインフレ(+3.0%)を上回っており、この「安さ」は今後さらに縮小していく可能性が高い
「ポーランド=なんでも安い」というイメージだけで移住や留学を計画すると、家賃や外食費で予算オーバーになりかねません。交通費や自炊中心の食費で浮いた分を、家賃や外食にまわす……くらいの感覚で予算を組むのがおすすめです。
ポーランドへの移住やワーホリを考えている方、留学を検討している方の参考になれば嬉しいです。物価だけでなく、言語や生活環境のこともこれからどんどん発信していくので、ぜひまた遊びに来てください🐼
この記事があなたのポーランドライフの参考になれば嬉しいです! ポーランド生活で海外送金が必要になったときは、Wiseを使うと手数料を抑えられておすすめです🐼
- ポーランドの物価はなぜ安いのですか?
-
EU統計局(Eurostat)によると、ポーランドの家計消費の価格水準はEU平均の73%(2025年)で、EU域内では今も物価が低い部類に入ります。ただし2026年の円安の影響で、日本円換算での「安さ」はかなり目減りしています。さらに賃金の伸び(+6.6%、2026年3月・企業部門)がインフレ率(+3.0%、2026年7月速報値)を上回っているため、この「安さ」は今後さらに縮小していく見込みです。
- ポーランドの物価は日本と比べてどれくらい違いますか?
-
Numbeoの利用者投稿データ(2026年8月時点)でワルシャワと東京を同じ項目で比べると、交通の月定期はワルシャワが約6割安く、スーパーの牛乳やパン、缶ビールも1〜3割安いです。一方で格安レストランのランチは約6割高く(約1,935円 対 約1,200円)、外飲みのビールは約4割高くなっています。市内中心部のワンルーム家賃はほぼ同水準(約20.4万円 対 約19.9万円)ですが、郊外はワルシャワの方が約5割高い(約15.9万円 対 約10.9万円)という結果でした。
- クラクフの物価はワルシャワと比べてどうですか?
-
家賃はクラクフの方が2〜3割ほど安く、市内中心部のワンルームでワルシャワ約20.4万円に対しクラクフは約15.0万円です(Numbeo利用者投稿データ、2026年8月時点)。ただし鶏むね肉など一部の食材価格はほぼ同じで、家賃以外まで一律に安いわけではありません。
- ポーランドの家賃相場はいくらですか?
-
Numbeoの利用者投稿データ(2026年8月更新)によると、ワルシャワ中心部のワンルームは平均4,742 PLN(約20.4万円)、郊外は平均3,699 PLN(約15.9万円)。クラクフは中心部が平均3,492 PLN(約15.0万円)、郊外が平均2,907 PLN(約12.5万円)です。
- ポーランドの物価は上昇していますか?
-
ポーランド統計局(GUS)の速報値によると、2026年7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+3.0%でした。同時期の企業部門の平均賃金は前年同月比+6.6%伸びており、物価の上昇よりも賃金の伸びの方が速いペースで進んでいるのが2026年時点の状況です。
